行雲流水日記
 
自然にままに・・・
 



テレビ・映画

『恋とニュースのつくり方』

見どころはやはりレイチェル・マクアダムスの全力投球演技。相変わらずセンスのかけらも無い日本タイトルと、やる気のまったく感じられないポスターのデザインに苦笑しつつ、ごひいきのレイチェル・マクアダムスだけを楽しむつもりで観てきましたが、ハードルを思い切り下げたのが功を奏したようです。
お話はTV局の製作現場で働くキャリア・ウーマンのサクセスコメディで、タイトルであたかもメインのように扱われている恋愛エピソードは2の次‥おかず的な扱いでしかなく、主食はあくまでも仕事。
慢性的な不況にあえぐアメリカの就職状況はよく分かりませんが、どうにもご都合主義な展開は気になりつつも、コメディとしてのツボはきちんと抑えた手堅い造りですし、俳優さんの魅力も手伝ってか水準の作品には仕上がっていると感じられました。
もっともコメディの宿命か、後に残るものはまったくありません。
1年後この作品の内容を覚えているかどうかはちょっと微妙です。



3月21日(月)17:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理


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